2008/09/19 事務局からのごあいさつ

ホームページ新装開店!

9月19日本校のホームページがリニューアルいたしました。永年の懸案でした本校ホームページを一新いたしました。ご覧になってのご感想はいかがでしょうか。?

石見智翠館高等学校のホームページはインターネットが普及し始めた1996年(平成8年)9月1日に立ち上げました。当時は現在のようにどの家庭にもPCがある状態ではありませんでした。またインターネットに接続するとなると、想像以上に労力とお金がかかる時代でした。
最初はPCに「モデム」という器機を接続して、電話回線を使ってホームページの作成を始めました。「モデム」を接続すると電話回線が塞がれますので、作業はもっぱら夜中に行うことになります。高速の光接続やADSLなどの無い時代ですので、何をするにしても時間がかかります。小さな写真一枚をアップするにも数分かかりました(笑)
そして出来上がった学校ホームページのトップページ一枚をディスプレーに表示するのにもまた、数分かかる状態で、ほんとうに見てくださる方がいらっしゃるのか?と疑問に思いながらの作業でした。そして訪問された方から時々いただいた感想がとても励みになったことを、この間のことのように憶えています。

それからかれこれ12年。現在のインターネット環境を考えると隔世の感があります。ほとんどの家庭、職場にもPCがあり、小学校・中学校にもPCが設置されてキーボードで文字を打つことに抵抗感の無い生徒が入学しています。
本校でもパソコン教室でPCを使用することができ、授業でWord、Excelなどのアプリケーションの操作技術を習得したり、インターネットを使った授業も行います。びっくりするのは入学したばかりの生徒のキーボードを打つ速度の速いことはやいこと。なかにはブラインドタッチができる子もいます。昔は誰もが右手の人差し指一本で迷いながら打っていましたのに(笑)時代の変化をつくづく感じますね。

高度情報化社会の進展にともなって、学校ホームページが求められる役割も徐々に変化してきました。典型的だと思うのは、皆さんもテレビコマーシャルご覧になっていると思いますが、もっと詳しい情報を知りたいなら、Webでキーワードを入力して検索ボタンを「クリック」することをテレビで推奨することです。今日的だなと強く感じます。
10年前は、学校のある場所とか電話番号、Emailアドレス、学校までの経路、生徒の人数など、石見智翠館高等学校に関する簡単な情報の開示で、よろこんでいただけた、のんびりとした時代だったのかも知ません。ディスプレーに映るあまり詳しくない情報は学校パンフレットの補助的な役割を果たしていました。

しかし現在、学校のホームページに求められる内容は、段々と高度になってきています。「今日の学校の行事は何だろう」と思われてホームページを訪れる方もいらっしゃいます。TVやラジオの様な即時性が必要とされています。「学校の教育方針って何」、「智翠館特別」と「理系特別」の違いは?と調べるため訪問される方もいらっしゃるでしょう。パンフレットの様なわかりやすい解説が求められます。そして、いろいろな学校の情報をコンパクトに整理して、わかりやすく見せる、というように電子辞書のような内容も求められています。今日、学校のホームページには情報の即時性、明解性、そしてデーターベス的役割を求められていると思います。

残念ながら以前の学校ホームページは、素人が手慰みで作ったもので、継ぎ足し継ぎ足しで作成してきたため、制作におけるルールやポリシーがありませんでした。現在学校Webページに求められる要望に応えられない部分がたくさんありました。この度はプロに制作を依頼して、ルール・ポリシーのはっきりした、きちんとした、わかりやすいWebページを制作することに心がけました。
「本校について知りたい」を思ってホームページを訪問された方が、整理されている、情報を取り出しやすい、わかりやすいホームページができたのではないかと、手前味噌ですが、思っています。まだ記事のアップできていないコンテンツもありますが、できるだけ早い時期にお見せできるように移行作業を急ぐ予定です。しばらくお時間をいただきますようお願いいたします。

この度の新装開店では、新しい試みとして、学校のホームページの一部に教職員の顔が見える学校ブログコーナーを作りました。教職員や生徒会生徒がブログ(日記)を書いてみる、そのことが本校の新しい情報発信に繋がるのではないかという実験的な試みです。教職員は忙しくしていますので、果たして頻繁な更新ができるか不安な部分もあります。個性豊かな教職員の人となりが垣間見えるようなコーナーになればいいと考えています。ですが、不評ですと無くなってしまうかも知ませんが……。

取り敢えず露払いとして事務局ブログの記事をアップいたしました。長文失礼しました。

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