2015/04/10 平成27年度入学式を挙行

4月10日(金)、本校体育館にて平成27年度入学式を挙行いたしました。

花の雨の中、真新しい制服姿の新入生は昇降口でクラスを確認し、教室に上がっていきました。

午前10時、新入生を迎える吹奏楽部の「セレモニアルマーチ」が鳴り響くと、新入生208名(智翠館特別コース27名、文理進学コース102名、スポーツコース79名)が体育館に入場しました。

竹迫校長は式辞において、松下村塾に集い日本の夜明けに向けて胎動した若き獅子たちについて触れ「全身全霊を傾注し、その時その時を夢の実現に向け、明日の夜明けを一途な思いとし、奮迅の働きをされたのです。何故、今維新なのか。それは当時の若者のように、皆さんも、大きな夢と目標に向かって、なりふり構わず突き進んで欲しいと思うからであります。この貴重な三年間は皆さんの将来の指針となる、成長の証の見える、大切な三年間であります。一日たりとも時間を無駄にせず、勉学に部活動に励んで頂きたいと思う、一心からであります。今日の一日は、明日には過去となり、年月が過ぎれば歴史として積み重ねられて行きます。正しく、しっかりとした自分史を醸成されることを、強く希望します。」と言葉をかけました。

また、祝辞において岡田理事長は、「文武両道」について、社会人野球の名門トヨタ自動車の七原優介さんが難関の名古屋大学に現役合格するまでの勉強について日経新聞の記事より紹介されました。「勉強は弱点を埋めていく作業。間違えたところを集中して覚えるように心がけた。休日の勉強は家で4~5時間くらい。徹夜は一度もしたことがない。具体的に日本史や生物は覚えるだけでした。数学も解き方を理解していればあとは頭の体操です。わからなければすぐに解答を見た。要はどれだけ問題をこなすかです。勉強もスポーツも急には良くはなりません。目標を持った積み重ねが大事です。文武両道は難しいと思います。高校も大学も部活の練習は短かったです。重要なのは、部活は部活、勉強は勉強とけじめをつけることではないでしょうか。そして、未来を担う皆さんにとってこれからの三年間が充実した実り多いものになる事を心から祈念します。」とお祝いの言葉を述べました。

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