2011/01/20 同窓会入会式と記念講演会を行う

1月20日、午後2時より多目的ホールで、本校同窓会(通称四心会)の入会式が行われた。3月3日の卒業式まで後1ヶ月となった全日制3年生85名が集まり、浅野宏明同窓会会長を始めとする四心会役員の方々が集まられて、入会を祝う歓迎の会が開かれた。

浅野会長は「皆さんの103年の歴史を誇る本校同窓会の入会にお祝い申し上げます。同窓会は在校生の活動に対する応援、学校への支援を行っています。今は若くて余裕が無いかもしれないが、将来は同窓会の活動を手伝っていただきたい。今日から皆さんは四心会の会員です。健康第一で卒業式を迎えてください」と述べられた。

それに応えてジャオ・ペイツン(智翠館特別コース)さんが代表して、「智翠館高校に入学してからの3年間はあっという間の時間でした。まだまだ未熟な私たちですが、石見智翠館高校の卒業生として誇りを持って、未来に羽ばたいていきたいと思います。自分たちの夢の実現にむけて努力を続けたいと思います」と御礼の言葉をのべた。

式のなかでは卒業生による入会記念の講演会が開かれた。今年は上田愛瑠萌(うえだめるも)さん(平成18年卒、現在島根大学医学部医学科3回生)が『夢をもちつづけて』という演題で、卒業を間近に控える3年生に激励の言葉をおくった。小さな頃からの夢であった医師という仕事に就くため努力を重ね、京都大学を卒業後、難関の学士編入試験に合格して、昨年4月島根大学医学部生となった体験談をのべられた。

「自分の夢に向かって進み始める時は、いつからでも遅いということはない。悩んだり、くじけそうになった時は、高校時代の友人が励ましてくれた。そして智翠館の先生方は学校を訪れたときいつも温かく迎えて励ましていただいた。石見智翠館はそんな先生や友人に出会える学校です。3年生の皆さんは卒業生しても誇りを持って、自分の夢を追い続けて歩んでいただきたい」と結ばれた。

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