2011/03/17 プロセス
おはようございます。
いつも応援していただき本当にありがとうございます。
先日、行われたオープン戦で1年生の工 勇輝君(遊撃手)が
二本のホームランを打ちました。
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彼の身長は161cm。
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「野球は体格でするものではない」
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という希望を与えてくれた試合でもありました。
そんな工君に何故打てたのか、あえて質問してみました。
なぜなら、昨年の彼からは、ホームランは考えられなかったからです。
彼は
「なぜホームランを打てたのか、心当たりをすべて考えていますが・・・
確信はありません」と答えます。
とにかく思い当たる節をノートに書き込んだそうです。
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大抵の選手は、活躍すればそこで有頂天になりますが、
やはりプロセス。この場合だとどうやって打てたのかが
大事だと思うのです。
また、結果が出なかった場合も、
落ち込むのではなく、次はどうしたら成功するのだろうかと、
模索することが大切だと思います。それでも成功は得られることは
ないかもしれません。でも、それを積み重ねることで、確実に
「成長」は得られるからです。
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イチロー選手がヒットをあれだけ打てるのに、自分のことを
「僕は天才ではない。なぜならば、
僕はヒットを打てる理由が説明できるからだ」
と答えます。
また、いま現在メジャーリーグのカブスにいる福留孝介さんは、
高校時代、ホームランを打って「なぜ打てたのか」とその理由を
必死に模索されていました。
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その模索している時間が、その人の持ち味と
なるのだと思います。
彼だけではなく、部員全員の今後の飛躍を期待します。