2012/03/05 野球部通信(卒部式)
こんにちは野球部です。
いつも応援して頂きありがとうございます。
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先週の金曜日、本校野球部の卒部式が行われました。
(保護者会の皆様、本当にありがとうございました)
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卒部する3年生は、誰一人として欠けることもなく、
22名の全員が卒部する
「奇跡の学年」。
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山代前部長(現野球部顧問)は言います。
「今まで33年間見てきましたが、
野球部で、最初から誰一人として欠けることなく
卒部する学年は今まで記憶にない。
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すごいのは、誰一人として辞めたいと
言いに来なかったこと。
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もちろん、仲間内で、親子内ではそういった
会話はあったでしょう。
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それでもこちらのほうには話が上がってこなかった。
それは、親子の間、もしくは選手間で励ましあって、
その内で収まってたということ。
これも今まで一度もなかった。」
と言います。
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卒部する三年生は、一人一人が親や指導者に
感謝の言葉を述べていきます。
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ある者は、親の支えがここまで成長させてくれた。
あるものは、自分は生きているのではなく
「生かされている」ということに気づいた。
全員が「感謝」を述べていました。
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代表で、真津野主将の言葉を紹介します。
「この度、このような盛大な会を、
僕たち3年生のために開いていていただき、
本当にありがとうございます。
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また、三年生の保護者の皆様。
僕たちが野球がしやすいようにと、
その環境を整えてくださり、本当にありがとうございました。
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あと、三年生のみんな。
今まで本当にありがとう。
この学年だったからこそ、ここまで頑張れた。
本当にありがとう。
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僕は、今まで野球をやっていると思っていました。
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しかし、ここにきて野球はやらせて頂いている
ということに気づきました。
また当たり前のことが当たり前にできるということの
有難さも、関東東北沖大地震を機に気づきました。
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僕は今まで親に感謝の言葉を直接伝えてこなかったので、
今日は、直接言いたいと思っていましたが、
僕の親は、今こうしている間も、
僕のために身を粉にして働いてくれています。
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明日は来てくれるそうなので、
明日、直接感謝の気持ちを伝えたいと思います。
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ここにきて、本当に良かったです。
本当にありがとうございました」
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卒部した三年生は、全員が仲良く、
全員が全員を人として見る素晴らしい学年でした。
全ての人間が、何かに感謝することができるようになった。
全ての人間が、一生懸命頑張った。
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そんな学年だからこそ、「感謝野球」という
表現が出てきたように思います。
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この3年生の背中を見て、
工主将と、
金井生活委員長・服部環境委員長・森下情報委員長、
川西用具管理委員長・森山学力向上委員長・橋本召集委員長が
中心となって、
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3年生のような素晴らしい学年に、
また3年生よりも素晴らしい学年になってくれることと
信じています。
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工主将は言いました。
「3年生には本当にいい思いをさせてもらいました。
今度は僕たちが、後輩たちにいい思いをさせてあげれるように
頑張りますので見ていてください」と。
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今後の智翠館硬式野球部に期待します。