4月10日(土)、本校体育館にて令和3年度入学式を挙行いたしました。

拍手に迎えられ新入生195名(智翠館特別コース20名、文理進学コース130名、スポーツコース45名)が入場いたしました。

竹迫校長は式辞において、「三年後、将来の夢に一歩二歩近づいて満足され、笑顔で卒業されるには、努力を積み重ねられないと、達成されるものではありません。高校生として自覚をもって今日より第一歩を踏み出しましょう。皆さんに参考的意見を三つ述べたいと思います。一つは、自ら学ぶ意欲と向上心です。進学決定の上で大きな比重を占めているのが偏差値です。日々の授業、真剣な家庭学習の延長線上の結果、基礎学力の向上により、じわじわと少しずつ自力がついて上昇するものです。大学入試や就職試験は三年後一度のチャンスしかありません。そのことを真摯に受け止め、今日より覚悟して取り組んで頂きたいと思います。二つは、目指すは全国大会、全国制覇です。夢を求めて県内・県外から多くの生徒さんが入学して来られました。体育系・文科系、三年間目指す目標はどの部活動も勝負・審査は厳しく、容易なものではありません。自らの弱い心や、体力の強化等、努力を重ね困難に耐えてこそ、花も咲く時が来るのです。三つには、本校校訓に掲げられている、四つの心と協調の精神です。校訓の「低い心」とは謙虚さや素直さ、「温かい心」とは親切心や思いやり、「優しい心」とは情操や礼儀、「正しい心」とは清純さや勇気のことを意味しており、それぞれ近年欠落しがちな、心の教育、道徳、人間としての人格の根源を表していると思います。「四つの心」が集団の場では絶対に必要とされています。これからの高校生活が意義ある充実したものとなるよう、一層の自覚、生徒としての責任の履行、精進されますことを切望し、石見智翠館高校での確かな一歩を踏み出してください。」と言葉をかけました。

令和3年度入学式を挙行いたしました