桜も満開を迎え春のやわらかな訪れとともに本日4月10日に令和6年度入学式が行われました。
保護者、教職員に見守られながら140名の新入生を迎えました。
岡﨑校長より、
「本日より新たな生活をスタートする新入生の皆さんは、将来への夢と希望に胸を膨らませ、これから始まる高校生活に対し決意も新たにされていることと思います。そうした皆さんに、二つのことをお願いしたいと思います。一つ目は、『一隅を照らす人になって欲しい』ということです。一隅を照らすは、天台宗の開祖である『最澄』の言葉ですが、『片隅の誰も注目しないような物事に、きちんと取り組む人こそ尊い人である』ということです。誰もが注目するような表舞台で、派手に活躍することばかりが尊いわけではなく、今自分が置かれた場所で『一隅を照らしていく』こと、それが積み重なっていくことで世の中が出来上がっていくのです。先ず、自分ができることをコツコツと怠けず行うことが大切であり、その姿はきっと他人も見、またそのことで他人からも認められるはずです。二つ目は、『文武両道を貫いて欲しい』ということです。学校行事や部活動においても、積極的であって欲しいと思います。勉学に励むことは学生の本分ですが、それだけでは、バランスのとれた人間力を高めることはできません。学校行事や部活動で、仲間と青春の汗を流し、時には悩み、喜びを分かち合い、友情を育むことが、かけがえのない高校時代の財産として、将来皆さんの人生の支え、心の支えとなってくれるものと思うからです。以上のことを心に留め、新入生の皆さんが、本校での学校生活を有意義に送ってくれることを期待しております。」と思いを述べられました。
新入生の皆さんの入学を心待ちにしておりました。皆さんのこれからの高校生活が素晴らしいものとなりますよう精一杯お手伝いさせて頂きます。
本日はご入学おめでとうございます。