春の息吹に桜の花びらが舞い心和らぐ本日4月9日に令和7年度入学式が行われ、今年は148名の新入生を迎えました。
岡﨑校長より、
「本日より新たな高校生活をスタートさせる皆さんは、将来への夢と希望に胸をふくらませていることと思います。その期待とともに、少なからず不安や緊張も感じているかもしれません。ここで、皆さんに『同行二人(どうぎょうににん)』という言葉をご紹介します。これは四国八十八か所の巡礼において使われる言葉で、『たとえ一人で歩んでいても、常に弘法大師・空海さんがともにいてくださる』という意味が込められています。皆さんのこれからの高校生活も、まさに『同行二人』の旅です。学習や部活動に励む中で、順調に進む日もあれば、思うようにいかず、悩みや壁に直面することもあるでしょう。しかし、そのようなときこそ、皆さんの周囲には必ず支えてくれる人がいます。クラスメートや部活動の仲間、先生、先輩、そして何よりもご家族が、皆さんを見守り、力を貸してくれるはずです。『同行二人』とは、支えられるだけでなく、自らも誰かを支える存在となることを意味します。誰かが困っているとき、声をかけ、手を差し伸べる、その優しさと温かさの心を持つ皆さん一人ひとりが、互いに『同行二人』の存在となれるのです。どうか皆さんが、本校の『心の教育』を礎に、高い目標や志を掲げ、学習や部活動にひたむきに取り組みながら、自分らしい人生設計を描き、実現に向けて努力を重ねていくことを願っています。」と思いを述べられました。
新入生の皆さんの入学を心待ちにしておりました。皆さんのこれからの高校生活が素晴らしいものとなりますよう教職員一同、精一杯お手伝いさせていただきます。
本日はご入学おめでとうございます。